今日の電線製作作業ではフェニックスコンタク社のフェルール端子(当社での呼び名はフェニックス端子と呼んでいます)をたくさん圧着しました。
型式はAI0.5-6WH(白色)とかAI1.5-10BK(黒色)など電線サイズごと(AI0.5=AWG20,AI1.5=AWG16等)に色が違う為、見分けがしやすく、作業性がよいのですが、接続する機器によって長さが違うので気を付けて取って作業しています。(6mm・8mm・10mm・12mm等)圧着工具も正規の工具(型式CRIMPFOX_ZA3)を使用しています。
圧着後に出過ぎた芯線をカットして、外観のチェックをします。
また、コネクタと同じように圧着が甘くないか引っ張り確認をします。
しかし、配線する機器のメーカーによっては必ずフェルール端子を選定になっていなく、ハダカで接続しても良い場合等、複数選定できる場合もあります。
(当社で今使用しています制御機器では三菱電機社のインバータFR-D720-1.5kや安川電機社のインバータCIMR-VA2A0030FAや最近新しく使用したのはキーエンス社のプログラマブルコントローラKV‐NC4AD等があります。)
しかし、ハダカで接続してしまうと時間の経過・振動によって緩んでしまう恐れがある為、私どもはフェルール端子を使用し、既定の締め付けトルクで締める事で緩ませない安全な仕様にしています。
私たちは、日々安全性向上・品質性向上を考えながら作業に当っています。