私は、東京都大田区で制御盤を製作する仕事をしています。

私はこの業界に入って短いのですが、制御盤を製作するうえで、私の心がけていることは、何にでも興味を持ち、気になることはとことん調べて、自分のスキルアップに繋がるように努力することです。

今日は、私が調べた中の一つ、接地(アース)について少しお話しをさせていただきます。

接地(アース)って何だろう…?

電気設備機器や電路と大地を電気的に接続することです。

接地(アース)ってどういう意味があるのだろう…?

身近なところで例をあげますと電子レンジや洗濯機などの家電製品には緑色の接地線(アース線)がついています。

接地線(アース線)をコンセントのアースにつなぐことにより電気製品が漏電した場合でも接地線(アース線)を通して大地へ逃がし人体への感電を防ぐことができます。

その他に、電気製品に漏電や過電圧がかかった時に、接地(アース)をとっていることにより電気製品の損傷や火災から守るという役割も果たしています。

制御盤内での接地(アース)ってどんな意味があるのだろうか?

・人体に対する感電防止をする。

・漏電による火災を防止する。

・ノイズ対策などがあります。

では制御盤内のアースの配線はどうなっているのか?

制御盤内の接地(アース)の取り方は各機器(PLC・NF・DC電源)アース端子を渡らせないようにする。どこかで断線した場合、機器のアースが全部死んでしまうからです。

制御盤内の接地線(アース線)は最短距離で配線をするようにする。

接地線(アース線)は余分に弛ませないようにする。

制御盤の筐体にアースバー(ブスバー)を用意してそこへ落とすようにする。

上手に伝えられたか分かりませんが、接地(アース)は、感電や火災などの防止をする重要な役割を果たしてくれている制御盤にはなくてはならないものなのです。