Before (改善前)

大型制御装置には端子台中継からコネクタ接続への変化に対応するため、当初この様な工具を利用し様々なピンを圧着して対応してきました。

【メリット】
・いろいろな圧着が出来る。
・コストがかからない。
【デメリット】
・圧着技術が必要。
・2度圧着をしなくてはいけない物がある。
・現代では適用する工具ではない。

様々な物を圧着する必要がある導体製造装置などの大型制御装置では、上記のような一般的な工具によって、ほとんどのピンを圧着してきました。これ一本で何でも出来る万能工具がありましたが今の時代品質保証的に御許しを頂ける代物では無くなりました。

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After (改善後)

大型制御装置を製作するのにあたって、現在では専用工具の義務付けが行われています。当社では70種類以上の専用工具をそろえてあります。

【メリット】
・メーカー規定通りの性能を提供出来ます。
・どんな圧着でも対応可能。
【デメリット】
・工具の管理に手間がかかる。
・工具をそろえるためのコストがかかる。

大型制御装置を作り始め時代の流れと共に規格に合わせて次々と新しい種類のコネクタが開発されています。気が付けば対応に追われるうちに70種類を超える工具を所有して、ケーブル加工のエキスパートも多数在籍するまでになりました。

POINT(要約)

大型制御装置では、多様化する基板や部品に合わせたコネクタ化実現のため、70種類の工具を用意して対応致します。不具合を無くすためにはメーカー専用工具が必要不可欠で、また線材に合わせた選定やご提案も行っています。