我が社の求人は東京都大田区そして制御盤の製作ということから製造業に興味を持った新人が入ってきます。
新人が入り新人教育を見ていると制御盤の製造に携わるようになった頃のことを思い出します。
なかなか上手く出来ないと必要以上に難しく考えてしまったり、上手くいきだすとどんどん楽しくなったり…
最初は電線を切るところから始まり、端子サイズに合わせて被服を剥いたり(延々くり返し.)から始めました。
初めて使う工具が多く上手く出来ないので初日は落ち込んだのを覚えています。
我が社は分業化しているので配線担当の自分は電線加工をする機会が少なくなっているのですが、最初の段階で基本を繰り返し叩きこまれたので良品をつくれているのだと思います。
被服剥きや圧着作業でまめができたのも懐かしい思い出です。
最初に技術を叩き込むのも大切ですし、その頃のことを思い出すのも大切だと思いました。
新人に教えることで知識や技術の再確認になっています。
長くやっているとミスを出しやすいことに傾向が出てきます。
気をつけているつもりでもミスが出てしまうことはあります。
もちろん検査工程で発見できるようにしているのですが、ミスの傾向がわかっているのでその注意点をより意識していかなくてはいけないと思います。
作業に入る前にミスの傾向を頭に入れ「この工程ではここに注意しよう!」と意識します。
最初の頃に手帳に書いた注意点を見返していたのと一緒のことですね…
大変なこともありますが、自分が制御盤の製造の仕事を好きであることを思っています。
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