今回はハンダ付けについてつぶやいていきたいと思います。
ハンダ付とは電気的接続において安価な方法としてビフォーアフターでも紹介していますが、あくまでも初期費用においてはということを付け加えさせて頂きたいと思います。
基盤などのオートメイションによる物と異なり大田区に拠点をおく大迫電気で一本一本手作業で原始的とも思えるやり方でしか成り立たないそんなハンダ付けを私は担当しています。
量産化によるコストをお考えのお客様には専用のコネクタ、圧着器を購入した場合のトータルコストでのご提案や代替え品への仕様変更をまずお勧めします。
ですが単発の制御盤や特殊な機器精度をお求めの場合はハンダ付けは電気的にも効率が良い方法ですので専門機関の講習をクリアした技術者で対応しています。温調計などのセンサーケーブルは精度を求められる為、丸型圧着端子接続部には、圧着後更にハンダを流し込み精度を高める方法を実施しています。
又電源コネクタに太い線材をハンダするには温度管理双方を同じ温度に暖める小手先の当て方、ハンダを流し込むタイミングと時間、それに加えて絶縁体であるプラスチック、ゴムとその熱で溶かさない為のヒートシンクによる放熱と絶妙な加減を必要とします。
仕上がりによって伝導効率は全く違う物となってしまうので、細心の注意を払って作業しています。
良いハンダは輝きがあり強硬な合金属が形成されている為折れない限り剥がれる事はまずありません。制御盤のご依頼や部分的なハンダ加工の依頼をいただければ妥協のない技術でお答えします。