東京都大田区の制御盤製作会社、大迫電気に入社して10数年…最初は組立に配属されました。

渡された図面に従って板金にいろいろな部品を取り付けていました。

図面には、板金の材質や取り付けビスの種類や長さなどの指示が書いてあり、慣れるまでとても大変でした。

そのうち、小型の制御盤の配線を任されるようになり、検査にも携わるようになり、電気の流れや、取り付けた部品がどのような役割をするのかがわかるようになると少しずつ仕事も楽しくなってきました。

忙しいときには自分で配線する盤の電線を作ることもありました。

最近、ホームページをみたお客さまから、大型の制御盤の見積もり依頼がありました。

決まれば、いろいろ必要になるものがあります。

クレーンの操作と玉掛けの技術です。

大型の制御盤を運ぶのは人力では不可能なためですが、これには資格が必要となります。

私は昨日から、玉掛け技能講習を受けて来ました。

クレーンで荷を上げる為には必ずこの資格を有する者が、ワイヤーなどの補助具で玉掛けをしなければならないと、法律で定められています。

命に関わる大事な講義を受け、責任の重さを感じています。

本日学科試験が終わったので明後日はいよいよ実技試験です。

質量目測など、実戦に生かせるよう、予習して挑みます。

来月にはクレーン技能の試験を受ける予定です。

お客様の工場に自らの手で設置出来る日を楽しみにしています。