高度な技術を持つ製造会社が隣接する東京都大田区の一角に備える大迫電気が私の職場です。
今回は数ヶ月前から担当しているLANケーブル加工について、お話します。
LANといえば、今の時代、企業内、一般家庭内共に身近な存在ですが、私が担当するLANケーブルは、当社の半導体製造装置制御盤内に組み込まれます。
使用するケーブルは、非シールドペアツイスト線で、シースを剥くとカラフルな8本の線が2本1組で寄ってあります。
この寄りをほぐしまっすぐにし、ロードバーを介してモジュラーコネクタ(RJ45コネクタ)に差込み、専用かしめ工具で圧着します。
起こりやすい作業ミスとして、接触不良、ショート、誤配線が考えられます。
この様な不具合を防止する策として、コネクタの収まる分の寄りはなるべくまっすぐにし、先端をしっかり揃え、かしめるまでは、線がずれないよう注意が必要になります。
加工後は、LANテスターとケーブルチェッカーの二重チェックを行い、品質を万全な物とします。
まだまだLANケーブル加工においては、経験が浅く加工技術をマスターしたものの、加工速度がおぼつかない点が納得できていないので模索中ですが、いずれLANといえば任せて安心と思われる程まで、上達したいと思っています。
又大迫電気も、より多くの方がHPをご覧になってくださり、半導体製造装置制御盤の世界で一目置かれる会社になれます様、従業員の1人として仕事に精通していきます。