私は、半導体製造装置制御盤のケーブル製作部門に配属しています。

使用するケーブルの種類はたくさんあり、シールドのあるものやシースが分厚いもの、きれいな空色のものまであります。

多芯ケーブルのシース剥きはカッターで剥くのですが、カッターの刃で電線に傷付けないように、十分に注意しながら作業しています。

ケーブル加工時には公差を考えて作業を進めなければいけません。

片側の加工が終わった後に、公差を考慮した長さに切断し、もう片側の加工をします。

イメージ通りの長さに仕上がっていると、とても気持ちが良いです。

何年か前に、私たちが製作したケーブルやパネルが最終的にどのようなものになっていくのか、その現場へ見学をさせてもらいに行ったことがあります。

大きな装置を見て圧倒されたことを、今まで鮮明に覚えています。

当時私が製作していたパネルが、その装置に取り組まれているのを見て、なんだか我が子のようにとても愛しかったです。

大きな装置の中でも、小さなパネルやケーブルもみんなそれぞれ意味があって、みんなが必要とされているのだな、と深く考えさせられました。

制御盤製作なら、東京の大迫電気に任せれば安心と思ってもらえるように、作業員一丸となって良いものを作り続けて行きたいと思います。