以前も書いたことがありましたが、制御盤とは、様々な種類の機器や装置を制御して思い通りに動かす司令塔です。

制御盤自体を製作しているとなかなか目に入らないのですが、動かす装置や機器にまで視野を広げてみると、様々なセンサーが活躍していることに気がつきます。

センサーは、音や振動、温度や光など様々な電機以外の物理量を、電圧や電流また抵抗といった電気の形に変換して電子回路に送り処理をして、いろいろな装置や機器を制御します。

温度であれば、サーミスタ、IC温度センサー、熱電対、白金測温抵抗体照度では、可視光であれば、フォトダイオード、フォトトランジスタ、CdSセル遠赤外線であれば、焦電素子、サーモバイル、紫外線であれば、UVトロン、フォトダイオード位置では、フォトインタラプタ、ホールIC、リミットスイッチ他にも、圧力センサーや、衝撃、振動、加速度に対応する衝撃センサーなどです。

また、配管のガス漏れ、水道管の漏水などの検出や、医療診断装置などに使われる超音波センサーもあります。

制御し動かす装置や機器が、何を目的にしているかで、センサー一つとっても変わってきます。

まだまだ、自分の知識の少なさに愕然とするばかりですが、日々勉強をしていこうと強く思うのです。

東京都大田区で主に半導体製造装置の制御盤を製作している大迫電気のSのつぶやきでした。