東京都大田区千鳥に所在する大迫電気株式会社に勤めてもう14年になります。
最初は右も左も何もわからないままただ毎日ひたすらに端子の圧着作業やAMPの圧着作業、ケーブルや単線の加工作業、半導体製造装置の部品の選定や取り付け作業を覚えてきました。
電気部品も勤めた最初の頃はただ何も考えず設計された図面を見ながら電気部品の取り付け作業をしていましたが、設計者の説明により、何故この場所にこの電気部品を取り付けをするのか、どのような工夫をすれば半導体製造装置のノイズを軽減できるのか、半導体制御盤内での配線作業もACラインとDCラインを分けて配線作業をするだけでノイズが軽減出来るとか、シーケンスやリレー等を取り付け半導体製造装置を制御させる事で色々な事を学んできました。
しかし10年以上たった今でも、まだまだ勉強不足だと思います。
近年の半導体製造装置は昔とは違いどんどん新しくなっています。
その為今までとは違う圧着端子やハーティング等を使用する為に新しい専用圧着工具の使用方法を学んだりと覚えなくてはならない事がまだまだたくさんあります。
半導体製造装置自体を新機種になるたびに大きくなったり、二分割、三分割、四分割と組み合わせるとさらに大きな半導体製造装置になってきました。
半導体製造装置がパワーアップする為には、大迫電気自体のパワーアップ、それに合わせて自分自身の技術もパワーアップしていきたいと思っています。