制御盤を製作していると様々な制御機器、電子部品と顔を合わせることになります。

例えば、前回呟いたセンサーもその一つです。

その他にも、電磁接触器や電磁開閉器だったり、漏電遮断機、サーキットブレーカ、パワーサプライ、APR(交流電力調整器)、ヒューズ、サーモスタット、等とてもたくさんの機器、部品があるのです。

その中でも、やはり制御盤といえば、そう、リレーです。

リレーは、有接点リレーといわれる電磁リレーが代表的なものです。

機械接点を持っていて、コイルに入力電圧を流すことによって、電磁力を発生させて、可動部品である鉄片を動かし接点の切り替えを行います。

原理もシンプルでコストも安いのがメリットですが、動作が速くないことや、ノイズを発生させてしまうなどの欠点ももっています。

その他に、無接点リレーといわれる半導体リレー(S.S.R)があります。

S.S.Rは、光信号で伝達を行うため、スウィッチの切り替えがとても速く、また、有接点リレーの様に接触部分の不良がでません。

しかも、有接点リレーと比較して、発生するノイズも抑えることが出来るのです。

特に細かな温度調整でヒーターを制御する時などには最適なリレーです。

実は、リレーだけでも、勉強すれば、まだまだ知らないことが何十倍もあるわけですから、もっと日々勉強をしなくてはと思いを強くする東京都大田区で主に半導体製造装置の制御盤を製作している大迫電気のSのつぶやきでした。