今回は、隣で作業をしている先輩のことを書かせていただこうと思います。
先輩は見とれるくらい手際がいいのです。
私が製作すると30分掛かるものが、先輩が製作すると20分で仕上げてしまうのです。
図面に製作時間を記入する際に、前回製作した先輩の製作時間が記入してあり、かなりの衝撃を受けました。
先輩の作業を横目で見てみると、とにかく早い!全く手が止まることなく、流れ作業なのです。
一つ一つの動作に無駄がなく、技を盗もうと私が横目で見ていても、先輩の手際の良さに見とれてしまい、最近じゃ堂々と見て勉強させてもらっています。
もう1つ先輩の凄さは、仕上げた線がとっても綺麗なことです。
先日、品質会議の場で先輩が製作した線がプリントアウトされてみんなの手元に回ってきました。
その線を盤に取り付ける社員さんが、仕上がりが綺麗だったので思わず写真に撮ったと言っていました。
5、6本のビニール線に端子が付いて網チューブに入っているのですが、左側と右側の端子が全く同じ並びに仕上がっていたのだそうです。
網チューブの中で、それぞれの線をよじれることなく真っ直ぐ納めることって、なかなか難しいです。
線が長ければ長いほど手こずって時間が掛かってしまいます。
それを先輩はさらりとやっていて、先輩の事を知れば知るほど尊敬と憧れでいっぱいになっている自分がいます。
知識や経験が豊富な先輩なので、周りのみんなも何を聞くにも先輩に聞いていて、それに応える先輩のちょっとでもいいので負担が減少するように、私も頼もしい存在になっていきたいと思います。