東京都大田区に社を構えています大迫電気は制御盤を主に製作しています。
今回は、その制御盤を出荷する前にする検査について書きたいと思います。
検査方法はいろいろありますが、最近特に多いのが『導通検査』です。
電気を入れずに配線された端子間を、導通ブザーと言う道具を用いて接続箇所・製作ケーブルが間違っていないかを確認する作業をします。
しかし、この時に道具で確認する事以外で気を付けないといけない点があります。
それは、端子ネジが緩んでいないか、線番チューブの向きが合っているか・汚れていないか、インシュロック切れ忘れ・切り残しが無いか、
ゴミが混入していないか・板金が汚れていないか、端子の圧着不良していないか・コネクタピンの差込不良していないか、等々目視でしか確認
できない事が多々あります。
その確認を制御盤の隅々まで確認する事が重要で、導通検査を作業しながらする事で時間をかけないで不具合を発見します。
自分はそういった検査を特に関わる事が多く、不具合を出荷する前に『みつけるぞ』という気持ちを強くもち作業に心がけています。
又、今後も経験・勉強等をしていきどんな小さな不具合点も見つけていき、不具合『ゼロ』をめざしたいと思います。
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