電線の加工や配線作業をする中で品質を保つためにいろいろな工夫や対策をとっています。
安定した品質を保つために、品質向上会議や技術的な教育を行う時間を作っています。
新人の頃に教わった技術や知識はとても重要なことなので繰り返し確認する必要があります。
基本的な知識や技術の上に経験や新しい知識を重ねていくことが大切です。
電線加工を行うとき重要視しているポイントの一つとして圧着の精度があります。
電線の被服の剥きの長さや圧着ポイントが合っているかなどとても重要なことです。
圧着の対策としては端子やコネクターのピンの構造を理解し知識を増やすことや、良品の形状をしっかりと学ぶ必要があります。
良品を製作するためには個人のスキルによるところが多いのですが、作業者の誰もが良品を製作できることが重要なのでしっかりと学ぶ必要があります。
端子やコネクターのピンも何種類も扱うことにあるので知識や経験を増やすことが必要です。
私は配線作業に従事しているので電線加工の作業者の技術に信頼がもてることがとても大切なことです。
配線作業は設計された図面を忠実に再現することが重要です。
配線対策の一つとしては部品の配置により動力回路と制御回路を分離させるようにしています。
動力回路と制御回路の配線を分離することによってノイズ対策になるからです。
ここに書いたことは工夫や対策の中の一部ですが、知識や経験を重ねていくことがとても重要ということです。
何年も制御盤の配線作業をしていますが覚えることはまだまだあると思っています。