東京都大田区千鳥町にある制御盤製造の会社、大迫電気株式会社に入社して半年以上が経ちました。日々いろいろなことを経験してきて自分の出来ることも少しずつではありますが増え、毎日が充実しています。
完成した空調機を見ると最初はフレームのみだったものが送風機や冷凍機、コンプレッサー、制御盤などが入って一部ではありますが自分が関わったと思うとちょっと感動します。
私は制御盤を取り付ける前に配線対策として筐体や板金にエッジング処理をしたり、配線結束固定具を付けることが多いです。
今回は結束固定具について書きます。結束固定具は主に二種類に分かれます。一つはシールタイプのもの、もう一つはネジで固定するタイプのものがあります。シールタイプのものはシールを剥がすだけで簡単に貼ることが出来ますが、一度つけてシール部分が剥がれるとつけることが出来ません。それと、少しの負荷で剥がれてしまうことがあります。
ネジで固定するタイプのものはネジで固定するためなおかつ外れることなく安定した配線が可能です。しかし、後から追加するとなるとネジ穴を空けなくてはならないなど簡単には出来ません。このようにメリット、デメリットある固定具ですが、後工程に影響がないよう素早くかつ正確に取り付けることを心がけています。
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