東京都大田区、大迫電気での、制御盤のノイズ対策 について無料配布している小冊子でも
色々と説明をご覧頂く事が出来ると思いますが、どんな事に気をつけて製造を行っている
か 具体的に書き込んでいきたいと思います。
電線製作におけるシールド処理では半田付けによる加工が発生します。処理技術によって
性能は大きく変化してしまう為検定をクリアした作業者のみが適切な温度管理の元ヒート
シンクを使い絶妙な範囲をスピーディーに 加工します。
出来るだけ短い剥きで済むようにノイズの影響を考慮しながら、接続時に負荷がかからな
い様にコネクタの形状、端子台に合わせた適正な処理を行います。
配線作業では負荷AC と制御DC を可能な限り分離しノイズによる誤作動を予防します。
最短ルートと分離とどっちを優先させるか状況により細かく判断し進めます。昨今では完
全分離がより効果的との事で遠回しする事が多くなってきました。
作業的にはかなりのロスを生じますが、良いもの作りの為には妥協出来ないポイントとな
ります。
高性能なノイズフィルターと合わせて対策することで、ノイズの影響を受けない、ノイズを
出さない高水準の制御盤を提供していきたいと考えます。
シールドケーブルやコネクタを多種多様に在庫しています。
在庫の範囲であれば小ロットでの加工販売も可能です。御相談下さい。
- HOME »
- ブログ »
- 半導体電気設計者のつぶやき集 »
- 制御盤のノイズ対策