日本一のもの作りの町、東京都大田区で制御盤設計、製作を行っている大迫電気です。私は本社で製作した制御盤を現場に搬送して設置作業を行っています。
朝、いつものように車に乗り込もうとドアを開けた時、パチっときた。あれっ、静電気?ってぐらいに思いながら現場に向かった。そして通常の制御盤設置、ケーブル類の引き回し、機器の端末処理、配線作業等に就いた。今回は量産タイプだった為、スムーズに作業が進みました。そして午後から制御盤に基板を取り付ける作業となりました。
ふと、朝のパチを思い出しました。静電気です。ちょっとしたパチっでも基板は、破壊されかねません。静電気は基板の大敵です。
基板はICチップやLSI等、電気的に非常に敏感なものを多数使用しています。気が付かないほどの静電気放電でもチップ誤作動がおき破壊がおきたりします。そして基板の調子が悪くなり原因不明の誤作動がおきます。これにより本来の性能が発揮できず装置や機器の機能低下や寿命に影響します。基板を扱う作業は大変気を使います。大迫電気では、静電気対策として、取り扱う作業者に帯電作業服や帯電靴、リストバンドなどを使用して作業するよう徹底しています。そして週一回、検査器にてリストバンドや帯電靴のチェックも行っています。
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