つぶやきをご覧くださっている皆さん、シグナルタワーをご存知ですか?
工場の生産ライン、医療現場、工事現場、街中のあちこちで見かける赤・黄・緑等のランプがついた表示灯のことです。
装置の正常・停止・注意、警告状態を光と音で知らせるこのシグナルタワーは半導体製造装置の上部にも設置され活躍しています。
私の職場である大迫電気はモノづくりの達人が揃っている東京都大田区にありこの装置・制御盤を製作しており、多数のお客様からご愛顧していただいています。
こちらのシグナルタワーの配線加工は私が担当させていただいています。
主な仕様型式はLME型でランプが3段式(赤・黄・緑)、4段式(赤・黄・緑・青)が主流です。
ユニットごとにランプの数、色の配列、ケーブルの長さ、ユニット名も異なっていくので、注意が必要です。
またランプの配列を入れ替えて加工する場合は、取り付け方法を間違えるとランプが無点灯、無点灯状態になるので、この部分は特に重要視しているところです。
担当させてもらう様になってから10数年以上の年月が経ち、この間にシグナルタワー自体もROHS対応に、またランプも電力のLEDに切り替わり、時代の切り替わりをひしひしと感じています。
変わらないのはこの加工に対しての愛着です。
長年にわたって携わっているものなので、外で買い物をしている時に用途は間違っていてもシグナルタワーを見かけると物凄く身近なものに思えてなりません。
そしてここでもきちんと役割を果たしている事に、自分に置き換えてみたりもします。
大迫電気でも自分の役割分担を再確認し、また役割があることに責任と誇りをもちそして色んな変化にも柔軟に対応できる心を持ち続けたいものです。