我が社は東京都大田区で制御装置を製造する会社です。
制御盤を配線するにあたって注意していることや経験上反省したことのあることについて書こうかと思います。
制御盤の配線作業に携わるようになった頃は不安で自信がないので、見直しややり直しが多く効率が悪い仕事をしていたのを覚えています…
見直しややり直しをしたところで見るべきポイントがわかっていないのでミスは出てしまうという悪循環でした。
経験とともに作業の手順が定まってくるとミスは減ってきました。
ここが一番大切だと思うのですが、やるべきことをシンプルにやることがミスをしない作業につながると思います。
ミスをするときはいつもと違う流れで作業をしてしまっています。
忙しいときは焦ってパニックになりがちでしたがミスしてやり直しているようでは仕事を効率良く進めることは出来ません。
制御盤の配線対策としては、まずしっかりと準備してから作業に入ることだと思います。
使用する図面の確認をして配置された部品に対して配線後の姿をイメージしてから配線するようにすると必要以上に焦ってしまうようなことはなくなりました。
配線作業に入ると配線者のミスとしては接続間違いが一番多いと思います。
制御盤の接続対策としては接続箇所を確認して読み上げながらの指差し確認をするようにしています。
これは我が社が配線者に対して教育という形で指導しているルール的なことです。
この作業をしていれば何度も見直しする必要はなくなり、配線後の目視確認も一度すれば十分ということになります。
シンプルにいつも通り作業すればミスは必ず減ると思います。
制御盤配線においては新規の制御盤配線対策も改造対策も図面にもとづいて、ここで書いたことん意識して作業することが大切だと思います。