ケーブル製作において様々な部材を取り扱っていますが、その中でも比較的使用頻度が高いD-subコネクタがあります。タイプも圧着、圧接、半田があり、結線方法がそれぞれ異なります。この中でも圧着タイプが主流になっていますが、作業性が良い事や、部材自体圧接タイプのものよりもコストが低く抑えられる利点があると思います。圧接タイプは介在がない為に圧着タイプよりも工程が少なく作業時間の短縮にもなりますが、部材自体のコストが高いことやフラットケーブルの使用する場合は作業性が良いのに対して、バラ線では加工が困難になるという、それぞれメリット・デメリットがありますが、私たちケーブル加工で大切なことは、どんな部材も大事に取り扱うことではないかと思います。

執筆 大迫電気 I