ケーブルには、規格指示の印字があります。UL1015、UL1007などこの表示には少なくともロット単位で方向性が決まっています。電線加工において、コネクタの型状、ピン配に合わせて多芯ケーブルの方向性を考慮することでより安全性の高い美しい仕上がりとなります。ケーブルの断面で判断するのは困難ですが、規格表示の方向性を利用することで安定した品質でのケーブル量産が可能となります。

執筆 S