Before (改善前)
結線図による導通チェック
結線図は配線工程における絶対的な存在になります。配線作業者は結線図に書かれていることを、作業を行う装置に忠実に再現することが大切になります。つまり、導通チェックは結線図に書かれていることを1つずつ潰していけば間違わないということになります。デメリットは、かなりの時間が必要になる事です。結線図による導通チェックは初号機などでは電線リストの照合という意味もあり、より確実なチェックを行う為に有効な方法になります。
V
After (改善後)
チェックシートを用いた導通チェック
チェックシートを用いた導通チェックは時間的なメリットが大きく、作業工数を大幅に減らすことができます。チェックシートは作成段階に時間はかかりませんが、量産機種には必要不可欠なものになります。チェックシート作成において、結線図を理解し確認するべきポイント、漏れやすいポイントをしっかり潰す必要があります。また、読み上げる担当者は、聞き取りやすくブザーをあたりやすいタイミングを意識しブザーをあたる担当者は注意点に気付く目を持つことが大切になります。