Before (改善前)

LANコネクタにブーツの無い状態

LANとは,Local area Nefworkであり、ルーターやスイッチングハブ等の通信機器とPCやゲーム機等の
端末を接続し相互にデータを通信する為に用いるケーブルを指します。LANケーブルは、8本の銅線で構成されており、通信速度や周波数に応じてカテゴリ(規格)に分けています。一般の家庭では、CAT 5e カテゴリのLANケーブルが多く使用されています。LANポート(受け口)にケーブルを接続するには、LANコネクタと呼ばれる端子を先端に取り付けて使用します。

V

After (改善後)

LANコネクタにブーツの有る状態

LANコネクタには、ポートと接続する為のプラグの爪(ラッチ)があります。しかし、この爪は非常に破損しやすく、一度折れてしまうとコネクタの接続が保持されずに途中で通信が切れてしまう等の障害が発生します。そこで、有効なのがプラグ部にモジュラーカバー(ブーツ)と呼ばれているパーツを取付ける方法です。LANケーブルの性能には、影響はしませんが、爪の保護に繋がる他、プラグ部でのケーブルが折れ曲がる事を防ぐ為、ケーブルの耐久性を向上させるのに役立ちます。

POINT(要約)

LANコネクタにモジュラーカバーを取り付けると、爪とプラグ部の保護が可能なだけでなく、多数のLANケーブル
(同色)が存在する際は、モジュラーカバーによる色分けで判別をする事が出来ます。更に、施工ミスによる脱着の回数を減らす事にもなり、装置の長寿命化へとつながります。