Before (改善前)

弊社では、作業に携れるにあたって基本的なルールを定めており、そのルールを示した資料が作業標準書です。作業標準書は、作業者全員に共通の認識を持たせることで、常に良品を製造する為に必要な資料です。新人教育や初めて携わる作業などで確認を行うために利用します。そのため、新しく使う部材や工具などに対応し改訂しながらその時々に必要な形で存在させておかなくてはいけないものです。作業者が、解らないことが出てき時には、作業標準書で調べます。万が一、標準書に記載のない事項があった時には作業標準書に反映させていかなくてはいけません。



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After (改善後)

作業手順書

各部署の作業者は作業標準書に載っているルールに沿って作業を進めていきます。次の段階として、各機種毎あるいは各パーツ毎、作業の順番や注意点を記載しているものが必要になります。これを作業手順書として活用していきます。作業手順は作業図面に対して補助的な資料であり、電線リストやチェックシートも作業手順書に当たります。作業図面と作業手順書があれば、普段は従事していない人でも、その作業を遂行できるように作られています。そのため、作業標準書と同様、図面変更などに対し改訂していかなくてはいけません。作業手順書は注意するポイントを押さえながら作業の流れを解りやすいものにしていかなくてはいけません。その結果、同じ作業の流れを行えばミスをする事が減ります。

POINT(要約)

我々の従事Qしている作業は、作業標準書に記載されているルールを守りながら作業手順書の流れに合わせて図面に記載されている事を再現することだと思っております。作業標準書や作業手順書の完成度が向上することで我が社の財産が増えていくことだと考えています。